次亜塩素酸分子水溶液

レナファイン独自の希釈混合技術から生まれる除菌消臭水
「次亜塩素酸分子水溶液」は、レナファインにおける次亜塩素酸水溶液の商標です。

レナファインは、次亜塩素酸水溶液の生成に「混合方式」を採用しています。


混合方式による弱酸性次亜塩素酸水溶液の調製


次亜塩素酸ナトリウム水溶液の pH を強酸性および微酸性次亜塩素酸水と同等の pH に調整すると、FAC 濃度が同じであれば、いずれも各酸性次亜塩素酸水と同等の殺菌力を示す。そこで、電解技術を用いないで、次亜塩素酸ナトリウムと酸性溶液を水道水に混合希釈して製造する弱酸性次亜塩素酸水溶液の連続供給装置が普及し始めている。pH 調整剤には、主として塩酸や酢酸が使用されている。

引用:次亜塩素酸の科学 – 基礎と応用 – 福﨑智司 著(米田出版)

混合方式のメリット

 ❶ 低濃度・短時間で高い除菌消臭力を発揮。  ❷ 有効塩素濃度の保持期間が長い。
 ❸ 濃度、pH の調整に自由度があり用途に応じて調整が容易。  ❹ 電解のための電極など高価なメンテナンスコストが発生しない。

レナファインは 混合方式の「次亜塩素酸分子水溶液」を推奨します。


 

製品別 pH調整方法の違い

次亜塩素酸分子水溶液 生成機 次亜塩素酸分子水溶液 ボトリング製品
pH調整剤| 炭酸ガス(食品添加物) pH調整剤| 希塩酸(食品添加物)
生成時におけるユーザーの安全性(希塩酸などを使用しないことによる事故防止)と、塩素臭が極めて低いことから、食品加工場その他業務用を主とした生成機に、炭酸ガスによる混合方式を採用しています。 パッケージ製品として、有効塩素成分の「安定性」「保存性」を優先するため希塩酸による混合方式を採用しています。 炭酸ガス混合方式は、生成してすぐに使用することを前提としているため、保存性に劣ります。また、パッケージ輸送時や保存時に炭酸ガス放出による容器の膨張・破裂を避ける目的も含みます。

各製品の詳細情報は、製品各ページをご確認ください。