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だけども役に立つ

毎日考える日々です


レナファイン 株式会社は、昭和34年設立(当時は有限会社河村メリヤス製造所)から60年を経て、食品加工場などに次亜塩素酸分子水溶液生成機の開発から導入をサポートする次亜塩素酸分子水溶液生成機メーカーです。 私は、食品工場などを通じみなさまの安全な日常をサポートするために研究と製造に勤しんでおりました。  しかし、この度の新型コロナウイルスにてその皆様の生活は一変することとなり、私共ができることを毎日考える日々です。

withコロナ時代ですべきこと


新型コロナウイルスは人々の平安な生活に大きな影響を与えました。 これまでも私たちの日常は、常に未知の脅威と背中合わせだったのかもしれません。私たちは今回はそれを目の当たりにすることなりました。 私が細菌やウイルスに関する知識や見識を身につけ、食品工場の衛生向上にお手伝いを始めて数十年前になります。 これまでに、弊社製品は多くの生産者さまにご利用いただいております。食品加工場・牧場・介護施設・行政管理機関など、細菌やウイルスを管理する必要が高いお客様に弊社生成機で生成した次亜塩素酸分子水溶液をご利用いただいております。 今回の新型コロナウイルスに対しての有効性は評価されておりますが、それは対インフルエンザウイルスなど、これまでの実験検証データから推測されるものであります。 また次亜塩素酸分子水溶液や生成機は薬機法や医療機器とは異なる存在ですのでそこはしっかりと区別しています。

「正しくわかり易い情報」も商品として


あくまでも、私たちがお届けしている次亜塩素酸分子水溶液生成機は「食品加工場で用いることが食品衛生法で定義されており」私たちの活動領域はその範囲にとどまり活躍しておりました。 しかしながら、今回の新型コロナウイルスの猛威の中で、次亜塩素酸の各水溶液が話題となり手指衛生のために一般家庭でも活用されることの不安は次亜塩素酸事業者として危機感を覚えました。

また「インターネットで紹介される自家製次亜塩素酸水の生成法」や「次亜塩素酸ナトリウムとの混同」、さらには「存在事態に対する揶揄、 誤情報」など、世間の混乱を直接感じることができました。そこで、私は「次亜塩素酸とその水溶液に関する情報も弊社の商品として皆様に提供する」ことが withコロナの時代にすべきレナファインの使命であると感じたのです。

だけども役に立つ


まさに『だけども役に立つ』という言葉を思いついたのは、仕事仲間との雑談の中でとっさに出た一言でした。 私たちはこの言葉にハッとしました。私たちは、これまで食品加工業界の中にとどまり事業を重ねてきました。しかし今日、新型コロナウイルスの脅威は一般生活者をむしばんでいます。 また、自己防衛のために手に入れようとする「マスク」と「除菌・消毒剤」は市場で枯渇し、それは医療現場でも不足するなど危機的状況です。

 そんな中で、私共の次亜塩素酸分子水溶液が代替品として利用いただけることの情報、知恵をとどけるのも私たちの役割と感じました。 さきほどもご案内した 通り、私共が生産する生成機と次亜塩素酸分子水溶液は薬機法や医療機器とは異なる存在です。『だけども役に立つ』これがwithコロナの時代の中で、私たちが提供できる新たな価値だと信じております。 よって皆さんに正確な情報をお届けする方法を模索した結果、ホームページを再構築しての情報発信を考えました。

私たちがこれまでに育んだ「安全品質の追求」は自分に対するポリシーであり目指すべき目標 でした。 そしてそれらはこれからも変わることはありません。 ただし、私たちはそれに加え新しい価値を私たちの事業の中に見つけました。

それが『だけども役に立つ』という言葉なのです。

今はできることをやるだけです。


私は開発者です。これまでに多くの噴霧器や生成機を開発してきました。そしてこれからも新しいものをどんどん開発していきます。 ただ、今は私が生成する次亜塩素酸分子水溶液が役に立つところがあるなら、そこに適した形で提供する方法やアイディアも考えています。それが、いまのレナファインに必要なことだと信じています。今後、地球規模で新たなウイルス、感染症に対する危険性が取りざたされていますが、

今はできることをやるだけです。

2020年 5月23 日 代表取締役 河村 裕正

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