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次亜塩素酸・次亜塩素酸分子水溶液|基礎知識

PPMとは?


  • PPM = 百万分率(100万分のいくらであるかという割合)を示す単位| parts per million の略
  • PPM = 残留塩素濃度 を示す。
  • PPM = mg/L と同じく薬品等の注入量に用いられる。

次亜塩素酸水溶液や次亜塩素酸ナトリウムに限らず、液体に含まれる微量な濃度を表す際に使われるppm(mg/L)は、グラム(g やリットル(ℓ という単位ではなく「100万分の1」という液体に含まれる割合を表すので、%に近い使い方で用いられます。

100万ppm=100%  1ppm=0.0001%


PPM = 除菌力?

市販されている次亜塩素酸水溶液の中で濃度が高いものであれば、400ppm や 1,000ppm のものがあります。
高濃度の水溶液は・・

  • 次亜塩素酸(HClO)の安定性が低い傾向があり、短時間での有効塩素濃度の低下および塩素酸発生率が高まる。
  • 希釈して使用することが前提。

高濃度であれば「除菌の瞬発力は高い=即効性」ですが、上記の通り使用に関して安全性を担保できない側面があることと、日常での用途範囲では 50 〜 100ppmで十分な除菌力と除菌スピードを得られることから、レナファインでは以下のポリシーで取り扱っています。

  • 日常では200ppmまでが有用。
  • 次亜塩素酸水溶液の保持期限との関係から、高濃度を希釈使用し保持期限内に活用するには「大量に使う環境」が前提。

このため、

安全性とユーザビリティのベストバランスは 200ppm


 
次亜塩素酸水溶液の活用で重要なのは接触量です。

危険性と品質安定性に欠ける高濃度を少量使うよりも、安全な濃度をたっぷり使う方が除菌・消臭効果は高い。
これが次亜塩素酸水溶液を上手に使うコツ とレナファインはご提案します。

 

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